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■■第140号 永続する中小企業とは?再生時の社長の考え方についてその4(正義)■■
前回のつづきです。
まず、「何が正しかったか?」について考察してゆきます。
今回の企業再生では、弁護士が再生のスタッフに入ったことにより大方の
コンプライアンス(法令順守)は守られています。
守られたことを箇条書きにすると、
1、 債権者に対し極大返済(最大限の弁済)が出来ている。
2、 債務者は経営者の個人資産弁済を含めて最大限の弁済をした。
3、 債権者>従業員の雇用の確保>企業継続による取引先の連鎖倒産回避の優先順位で再生がなされた。
4、 新会社であるB社の新規必要資金がC社から調達できた。
5、 A社と保証債務的に見て無関係のB社が生まれ、債務と事業の分断がなされた。
次に、「何が間違っていたか?」を考えます。
1、B社の新社長は、C社の幹部であり、事実上せっかく再生したB社は、C社に乗っ取られた。
2、A社の元社長は、B社の一般社員という建前で、今まで通り経営者をやっていたが
C社に認められずB社にいられなくなった。
3、A社の元社長は、職をなくし現在無職で職探しをしているが高齢のためなかなか困難である。
以上、間違っていたこと、何が正しかったこと、を列挙しました。
いえる事をまとめると、
1- 企業再生においてオリジナル(元々の会社)の社長の優先順位はない。
2- 法令に反する資金(隠し金)は使えない
3- 再生する場合、資金援助するスポンサーが必要
この3点が結論です。
これをまともに守って再生すると最悪の場合、企業再生に成功しても、
上記の結果のごとくライバル企業に「乗っ取られる」のです。
社長が長年思い入れをもって育ててきた会社がいとも簡単に取られてしまいます。
では、どうすればよいのでしょうか?
1、2、3を守る(守る=守った形をつくる)ようにすればよいのです。
中小企業である自社を守るのも、捨てるも、乗っ取られるも、社長のあなた自身にかかっています。
ただ知識として様々な企業防衛手段を知らなければ、こんな不幸はありません。
どうか我々と一緒に企業再生について勉強してください。
あなたの会社と社員と社長自身のために。
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